1844年に産業革命下のロンドンで、劣悪な社会状況に晒されていた青少年の人間性の尊厳を取り戻す運動として生まれたYMCAは、1886年に神戸にもその種を蒔かれました。爾来120有余年、余島キャンプに代表されるさまざまなプログラムを通して幾多の有為な人材を輩出し、その結果として地域社会、国際社会に大きな貢献を果たしてきました。
決して大きな資源を持っていたわけではないYMCAがなぜこれほどの長きにわたってその業を成し遂げることができたのでしょうか?
その答えのひとつに「ボランティア」があります。1人のカリスマがいるわけではなく、市井の一市民がそれぞれの分に応じて、ある人は知恵を、ある人は労力を、またある人はその志として資金を、その運動に捧げてきました。これらのボランティアシップが神戸YMCAの歴史そのものといっても過言ではありません。その歴史を受け継いで、今、子どもや若者の「いのち」が光り輝くために、あなたの力が必要です。まさしくボランティアの一人としてYMCA運動をお支えください!